ナノゲージ福井鉄道F1000形電車(FUKURAM)の作り方
2015年2月18日、福井鉄道は
F1000形電車(通称
FUKURAM)第2編成
『F1002』の営業運転を開始しました。
福井の海と空をイメージした青色基調の美しい車両です。
FUKURAMについては
月刊ナノブロック2014年10月号にナノゲージ規格のF1001編成を寄稿済みですが、F1002導入を記念して
作り方(組立図)を公開いたします。
今月号で先頭・後部車両、3月号で中間車両と2回に分けて解説したいと思います。
まず先頭・後部車両に共通して必要なブロック(工程10まで)は下表のとおりです。
基本ブロック縛りなのでダイヤブロックファクトリーを利用すれば必要なブロックのほとんどを調達可能。
クリアレッドはレッド、クリアイエローはイエローで代用可です。
また、任意色のブロックは表に出ないのでどんな色でも構いません。
ちなみにメイン色を
オレンジにするとF1001編成、空色にするとF1002編成となります。
それでは実際に組み立ててみましょう。手順1~4、5~8です。
手順9、10で共通部分が完成です。
先頭車両はパンタグラフを取り付けるため追加で
ダークグレーの1*2が3個、1*3が1個必要となります。
ひっくり返し、ナノゲージとして走行させるのであれば
台車ユニットを2個組み込んで下さい。
飾るだけなら
グレーの1*4を1個、2*3を3個、車輪として
ブラウンの1*2を8個追加すれば完成です。
完成写真。左側が走行モードのF1001先頭車両、右側がディスプレイモードのF1002後部車両です。
ちなみにF1000形は
新潟トランシス社製で、同社が手がけた富山ライトレールや万葉線、岡山電気軌道、熊本市交通局の超低床ライトレール車両とデザイン的には良く似ています。詳しくは
リンク先をご覧下さい。
F1000形の作り方を参考に、配色を変えればそれらの車両っぽく作ることもできると思います。改造・改良は大歓迎ですので、一緒にナノゲージ&ローカル鉄道を盛り上げていきましょう。
引き続き3月号にて中間車両の作り方を公開いたします。お楽しみに~。