どうも、とりおやこです。
ナノブロックにとって、なくてはならない「ポッチ」。
そりゃあそうです。これがないと、ブロックがはまりませんからね。
とは言え、「ジャマだなあ」と感じることも多いのではないでしょうか。
確かに、某「◯ッキーマウス」のキットでは、鼻の部分にポッチがあるせいで、
口ひげみたいに見えてしまい、どこか「おっさんっぽさ」が出てしまってます。
まあ最近では、フラットパーツなんて便利なものがありますから、
ジャマなポッチは消してしまえばいいというビルダーもいると思います。
しかし、ここで私は言いたい。
「ポッチを安易に消してはならん!」と。
ということで、なぜ私が安易にポッチを消すべきでないと思うか語っていきたいと思います。
これを説明するために用意したのが「ラブカス」さんです。
(ラブカスさん)
これは先日、バレンタインフォトコン用に作ったものですが、
ご覧のとおり表面に出ているポッチは、すべて、いわゆる「ニコイチ」を使ってます。
コレ、ニコイチではなく普通の1×2にしたらどうなるんでしょうか?
というわけで、普通のブロックにしたのがコレ。
うーん、ジャマくさい…
◯ッキーどころじゃなく、可愛さ半減です。
こういうことになるから、「ポッチなど消してしまえ」という話になるんですが、
じゃあ、ポッチを全部消してしまったらどうなるんでしょう。
スッキリ!
…はしたんだけど、何か物足りなくないですか?
きっと、こっちの方がいいって人もいるとは思いますが、
実物は特に、スッキリしすぎでブロックっぽくないんです。
考えるに、全体的に平面的なフォルムなせいもあるんでしょうが、
ただの「ドット絵」にしか見えないからじゃあないでしょうか。
ナノブロックって、いわば3Dのドット絵(ボクセル)なんだろうし、
だとすればポッチってジャマなだけなんですけど、
逆に、ポッチを消してしまうと、それはもうブロックではなく、ただのボクセルなんですよね。
小さい作品なら特に、この高めのポッチはジャマなことが多くて、
本当に、「消したい」「フラットくれ」と思うことも度々なんですが、
常に「全消し」が最善手ではなく、
ナノブロックらしい、程よい残し具合があると思います。
特殊パーツをバリバリ持っている方も、持ってなくて「ぐぬぬ…」となってる方も、
ポッチをうまく出して、一つ上のビルダーを目指そうじゃないですか。