どうも、とりおやこです。
ナノブロック界ではお祭りとも言える「ナノブロックアワード」も、
9月末をもってエントリーが終了しました。
まだこれから、11月に予定される結果発表が控えておりますが、
エントリー数などの数字をもとに、ナノブロックアワード2018を振り返ってみましょう。
なお、この記事で使われる数字については、すべて私個人が手作業で集計したものであり、
公式の数字ではありませんのでご了承ください。
(間違いもあるかもしれません)
また、実際のエントリー数には「受賞時のみ公開」も相当数ありますが、
個人的な集計のため、未公開分は含まれておりません。
さて、それではまず、エントリー数から見てみましょう。
まず総数ですが、664という沢山のエントリーがありました。
この数は公開分だけですが、過去最高の2年前よりも多くなりました。
部門ごとの内訳としては、ナノブロック+部門が少ないのは相変わらずとして、
U200部門の割合が増加したのが顕著で、
NO LIMIT部門がやや減ったのが特徴的と思います。
次に参加者数ですが、エントリー数とは逆に減ってしまいました。
前回、初めて減少に転じた参加者数ですが、
今回は、僅かながら前回よりも減っています。
一部のビルダーが多くエントリーしたからでしょうか?
ということで、個人別のエントリー作品数上位の数字です。
皆さん、大体察しはついていたでしょうが、
前回に続いてMikeyさんがとてつもない数字を叩き出しています。
Mikeyさんは、前々回の31から67、144と、倍々で増えていて、
次回300とかになったらどうしようかと思ってしまいます(←さすがにそれはない)
と、ここで思うことなんですが、
Mikeyさんだけで70以上もエントリー数が増えているとなると、
エントリー全体の数の分析としては、
Mikeyさんの数は入れない方がいいのでは?という考え方もあると思います。
ということで、エントリー数の数字から、過去も含めてMikeyさんの分を抜いてみました。
なお、これに合わせて、前回のプラス部門の誤選択についても、
修正した上で集計しています。
こうして見ると、前回の落ち込みは大きいですが、
前回と今回は、あまり変わってないことが分かります。
一見、期間が長くなったことでエントリー数が増えているように見えますが、
実際のところ、作品数も参加者数も、あんまり変わってないんです。
そして、その数は2年前よりもまあまあ下がっていて、
以前に比べると盛り下がっていると言えます。
…などと書くと、ネガティブな感じがしますが、
数字に現れない部分で言うと、以前よりも版権モノは少なくなっているし、
昔であればLikeがつかなかったような作品は、エントリーされなくなっていて、
レベルの高い作品の割合が高くなったというのが、作品減の実態じゃないかと思います。
個人的には、Likeのつかないような作品も好きだし、
そういう層に存在が届きにくい「アワード」というのは、
あまり良いことだとは思ってないんですが、
コンテストとしての側面が強まった結果であって、
アワード新時代がやってきたのかなあ、という風にも思いました。