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2030-01-01
nanoblock - 凱旋門 [世界的に有名な建物] コレクションシリーズ 組み立てキット
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ナノビルダーのための「プラスのコツ」

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どうも、とりおやこです。

本号「ナノブロックプラスをやった方がいい5つの理由」の方で書いたとおり、
プラスは作りやすいブロックです。

それなのに、なぜプラスが難しく感じるのか。

それはおそらく、皆さんの体に普通のナノブロック(以下、「無印ナノ」という)
の作り方が染み付いているからだと思います。

自分も、過去のコンテストなどでいくつか作品を作っていますけど、
ぶっちゃけ「行き当たりばったり」と言うか、
作り方が分からない人の一人だったと思います。

そんな私ですが、アワード2018を前にしてナノブロックプラスをいじるうちに、
なんとなくコツが掴めてきたというか、あまり悩まなくなったので、
私が思うところの「コツ」を披露しておきたいと思います。

あくまでも、私個人の思う「コツ」なので、
皆さんにはフィットしないかも知れませんけど、何かの参考になればと思います。
コツその1 「面を意識する」
無印ナノで何かを作るとき、自分はドット絵のような感覚で作ります。

作ろうとするものを平面の輪切りにして、それをドット絵のようにするのが、
比較的オーソドックスな無印ナノの組み立て方じゃないかと思います。

ただ、同じようにプラスを組もうとすると、
プラスはあまりにも大きくて、解像度がすごく低くなってしまうか、
ものすごく大きなものになってしまうので、上手くいきません。

そこで、プラスで組むときには、面を意識すると良いと思います。

プラスの場合、外側の面が無印ナノのようにガタガタになることは少なくて、
ナナメのパーツなどで滑らかになることが多いです。

ナナメも含めてどういう面を作っていくかイメージできれば、
作品はほぼできたと言っても過言ではありません。



「アイロン」は、全体の「面」を意識しながら作りました。
コツその2 「ナナメを中心に考える」
面の話で書いたとおり、ナナメを使うことがすごく多いのがプラス。

ぶっちゃけ、ナナメこそがプラスのアイデンティティで、
ナナメをどう使うかというのが、作品の肝と言えます。

なので、作品を考える時も、ナナメを中心にするといいです。

題材を思いついたら、ナナメをどこに使うか考えればいいし、
題材を探すときにも、ナナメが映えそうなものを選ぶといいです。

また、ナナメのパーツをいじっていると、
いろいろな形が作れることが分かります。

ナナメパーツは、無印ナノと使い方が全く違うので、
プラスのナナメに慣れることが、プラスに慣れることにつながります。



「目薬」は、ナナメで色分けしたくて作った作品です。
コツその3 「色は無視する」
無印ナノを作るとき、まず考えるのは「色」で、
色の組み合わせさえちゃんとしていれば、それなりに見えるものだし、
形の細かい部分は、組んでいく中で考えればいいことです。

プラスで同じようなことをしようとするには、プラスの色数は少ないし、
場合によっては、パーツが足りなくなることもしばしばです。

「使いたい色に使いたい形のパーツがない」ということは、結構あるんですが、
そういうときは、色を気にせず組んでいくのに限ります。

最終的には、ちゃんとした色にしないといけないんでしょうが、
それは形ができてから考えればいいこと。

無印ナノを作っているときでも、最初から良い組み方はできないので、
途中で1×1を足したりしますよね?

それと同じで、とりあえず形だけを考えて雑に組んでいけばいいんです。
というわけで、ナノブロックプラスに慣れていない人に向けて、
ナノブロックプラスを組むためのコツを書いてみました。

ひょっとすると、全く刺さらない内容かも知れませんが、
誰かが何かに気づくきっかけになればいいと思うし、
アワードへのエントリーが一つでも増えると嬉しいです。
気に入っていただけましたか?
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