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2024-06-01
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オリジナル作品の「スケール感」のこと

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どうも、とりおやこです。

もう毎度毎度書いてますけど、自分はナノブロックでポケモンを主に作ってます。

ポケモンを作るとき、まず考えることの一つが大きさ。

前に書いたとおり、顔から作っていくと、自ずと全体の大きさは決まってくるんですが、
それはそれとして、「大体どのくらいになるか」というイメージは最初に作っておきます。

そのとき、いつも確認するのが「実際の大きさ」です。

まあ、ポケモンってキャラクターなんで、「実際の大きさ」も何もないですが、
一応、設定上の身長があるので、見ておくようにするんですよ。

実際の大きさに合わせておくと、色んなのを並べたときに、収まりがいいってのも
ありますけど、理由はそれだけじゃない。

これは、自分にとってナノブロックポケモン2作目となった「コイル」のときに
感じたことなんですけど、小さいものは小さく、大きいものは大きく作る方が、
イメージに近いものになると思うんですね。




コイルというポケモンは、見て分かるとおり、体の良サイドにU字の磁石のようなものが
ついてまして、コイルを作ろうと考えたときに、まず磁石から作り始めたんですね。

そうしたら、結構大きいものになってしまって、それに合わせた胴体を作ると、
全体がむっちゃ大きくなったんです。

大きくても、きちんとした造形が出来ていたら、たぶん変ではなかったんでしょうけど、
なんせ2作目なんで、なんかコイルらしからぬものになってしまったんです。

そこで思い切って、胴体のサイズを5ポッチ幅にして、磁石の部分を
「赤と青の棒を胴体から生やしただけ」という、随分割り切った形にしたところ、
すごくイメージに近いコイルになったんです。




それ以来、「小さいものは小さく、大きいものは大きく作る」という
スケール感を考えてポケモンを作っていて、イメージ作りのために実際の大きさを
確認しているというわけです。

自分の場合、ベースの大きさが比較的小さいところにあるので、
「コイルを小さく作る」という場合に、このような大きさになりましたけど、
「小さい」とか「大きい」とかの基準は、人それぞれ。

だから、同じものを作るとしても、同じ大きさにはならないけど、
自分に「大きい」というイメージがあるのなら、最初から、ちょっと大きめに作ってみると、
きっとうまくいくと思います。
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