ナノブロックアワード (Nanoblock Award) †
概要 †
カワダ主催のナノブロック (nanoblock)作品コンテスト。2010年以降毎年開催されており、SNSアカウント(ツイッター、フェイスブック)を持っていれば全世界全てのビルダーがエントリー可能である。作品のエントリーは写真の投稿によって行い、審査も写真と説明文のみで行われる(審査員が現物を見ることはない)ため、いかに作品を見せる(魅せる)か?というプレゼン能力も求められる。2018年6月6日のプレスリリースでアワード2018の開催が発表された。
開催部門 †
使用ピース数や種類(キット)に制限がある部門、何らかのテーマが与えられている部門、ナノブロック作品そのものではなく写真や動画の完成度を競う部門等が設けられ、それぞれで受賞作品を決定する。以下、過去に開催された代表的な部門を挙げる。
- Under 200pcs
使用ピース数が200個以下に限定された部門。ポッチ数ではなく、ピース数である点に注意。必然的に作品サイズは小さくなることが多い。ナノブロックの醍醐味を最も味わえる部門とも言える。詳細はUnder 200pcsを参照。
上記2部門は初回から毎回開催されており、定番部門と呼ばれる。
- ナノブロックプラス部門
ナノブロックプラスを用いた作品の部門。2014-2015に新設され、2016でも開催が決定している。2014-2015においてはエントリー数はそれほど多くなかったため、達人ポイントを稼ぐには狙い目の部門かもしれない。
- テーマ部門
No Limit同様、使用ブロックやピース数に制限はないが作品のテーマが与えられている部門。2010は『Something to eat (drink)』、2011は『Something to wear』と『Chinese Zodiac 2013(干支2013=巳)』、2013-2014は『2014年干支(午)』として開催された。2014年干支はNBC-036 馬またはNBC-102 午の組み換え、あるいは他キットとの合体という縛りであったが、合体するキットに制限はなかった。
- Motion部門
ナノゲージまたはmotion チョロQを動力とした動画作品の部門。2014-2015で開催された。ナノゲージを走行させるにはアクセサリーを一通り揃える(=コストをかける)必要があり、チョロQは発売延期等のトラブルが発生。そもそも動画は撮影、編集に多大な時間と労力を要することもあり、エントリー数は29と伸び悩んだ。一方でこれらのハードルをクリアした廃人級強者ビルダーの作品は粒揃いで見応えもあった。
- デコ部門
市販キットに付け足し、または身の回りのものにナノブロックをデコレーションしたアイデアを競う部門。2012-2013で『Decoration部門』として開催された。
- フォト部門
ナノブロック作品を被写体とした写真を競う部門。必ずしもオリジナル作品である必要はなく、市販キットでも構わない。2010は『nanoblockのある風景』、2011では『nanoblock photo』という名称で開催された。2012-2013の『Decoration部門』はフォト部門であるとも言える。2013以降はフォトコンテストあるいはキャンペーンとしてアワードとは別に開催されている。
過去の開催概要 †
名称 | エントリー期間 | 結果発表 | 開催部門(定番以外) | エキシビション |
2018 | 2018/07/06~2018/09/30 | 2018? | プラス | ? |
2017 | 2017/07/28~2017/10/09 | 2017/11/30 (Thu) | プラス | なし |
2016 | 2016/04/01~2016/06/20 | 2016/09/23 (Fri) | プラス | なし |
2014-2015 | 2014/11/14~2015/01/25 | 2015/03/13 (Fri) | プラス、Motion | あり |
2013-2014 | 2013/11/22~2014/01/13 | 2014/03/20 (Thu) | テーマ | あり |
2012-2013 | 2012/12/26~2013/02/14 | 2013/03/29 (Fri) | デコ(フォト) | あり |
2011 | 2011/11/01~2011/12/11 | 2011/12/19 (Mon) | フォト、テーマ×2 | なし |
2010 | 2010/11/01~2010/12/12 | 2010/12/18 (Sat) | フォト、テーマ | なし |
用例 †
関連する用語 †
関連リンク †