WEB上で3Dのナノブロックの設計図をつくって公開できる無料サービス「
NDD」。
リリースからおよそ半年が経過しました。

半年間で様々な機能を追加しました。
ここで一度機能紹介も兼ねて使い方を説明しておこうと思います。
以下、画面ごとに表示や操作について解説してきます。
TOPページで作例を選択すると閲覧画面に入ります。
(非公開のものは覗けません)


(1): 3Dモデル作例の3Dモデルが表示されます。
マウスや指での操作で3Dモデルを動かすことができます。
(2): 現在のステップ現在表示中のステップです。
StepControlの操作でステップを前後に進めることができます。
(3): コメントコメントが設定される場合に表示されます。

(2): StepControlClear AllStep0まで戻ります
Show All最後のステップまで進みます
Prev Step1つ前のステップを表示します
Next Step1つ次のステップを表示します
(2): Switch view1つ前のステップまでのブロックを半透明表示に切り替えます
(3): Using External Data作例に使用されている、他の設計図の情報です。
(4): PartsList作例に必要な全パーツのリストを表示します
TOPページの緑の「作成」ボタンから進みます。


(1): 3Dモデル作例の3Dモデルが表示されます。
TOP, LEFT, BACKの三面図もあります。
(2): color-list(3): shape-listInput Stepsで使う"colorNo","shapeNo"と各色,形の対応表です。
一番左の数字がIDになります。

(1): Step Control閲覧画面と同様です
(2): Use External Data外部の設計図を読み込みたいとき、ここにIDを入力します。
IDは他の設計図を閲覧した際のURLの末尾です。
ex.)
ザク2を読み込む場合(下記URL)、65です。
https://nanoblock.info/ndd/?mode=view&id=65
ステップ入力時に「@ID」(外部設計図使用)の記述を見つけると
自動追加されるのでここへの入力はあまり意識しなくてもいいです。
(3): ステップ入力ステップごとにデータを入力していきます。
テキストエリアへの入力書式は(4)INPUT RULESに記載されています。
また、デフォルトで
Sampleのデータが入力してあり、そちらでほぼ全ての書式を使用していますので参考にしてください。
(4): INPUT RULESここを開くとステップの入力書式が表示されます。
後述します。
(5): 表示チェックボックス特定のステップの表示(描画有無)を操作できます。
StepControlでの表示管理にも使われています。
(あまり操作することはないと思います。)
(6): ステップ非表示入力ボックスの表示を閉じます。
再度選択すると開きます。
(あまり操作することはないと思います。)
(7): add stepステップ入力を1ステップ分、末尾に追加します。

(1): secret modeチェックを入れると、設計図を非公開にすることができます。
(2): Title設計図のタイトルです
(3): Author, SNS設計図の製作者名と、名前にリンクを張るSNSのURLです。
(4): passwordこの設計図を保存後、編集・削除するために必要なパスワードです。
他人に勝手に変更されないよう、わかりにくいものにしてください。
(5): SAVE設計図を新規保存・または上書き保存します。
保存時、MAINのプレビューに表示された状態が設計図のサムネイル画像になります。
角度や半透明など、保存前に表示状態を調整してください。
(6): DEL保存済み設計図を削除します。
編集・削除
TOPページの各アイテムにパスワードを入力の上「EDIT」ボタンを押すことで編集画面へ遷移します。

各入力方法について軽く触れます。
add Block1行につき1つ、ブロックを追加します。
この書き方が基本になります。
・colorNo, shapeNo, x, y, z, rx, ry, rz
colorNo: 組み方作成画面のcolor-Listで説明した左側のIDです
shapeNo: 組み方作成画面のshape-Listで説明した左側のIDです
x, y, z: 画面上の座標になります
rx, ry, rz: ブロックの回転角度です。
Groupいくつかのブロックをひとまとまりのグループとして扱うための機能です。
複数のブロックが組まれた塊を、一括で同じ角度で回転させたいときなどに便利です。
groupNameをつけることで、その後のステップでそのグループを操作することができるようになります。
既に存在するgroupNameを宣言した場合、既存のグループへのブロック追加になります。
Access to named groupgroupNameを指定して、既に存在するグループに対して操作を行えます。
・[groupName](, x, y, z), rx, ry, rz
あとからそのグループの座標や回転角度を変更
・-[groupName]
そのグループを非表示
・+[groupName]
非表示にされたグループを再表示
Use External Data外部の設計図を使用する構文です。
・@ID, x, y, z, rx, ry, rz
IDは、組み方作成画面で説明した外部設計図のIDです。
グループに追加することもできます。
Comment閲覧画面のにプレビュー右下に表示されるコメントです。
今後も機能拡張や機能改善等していきます。
どんどんオリジナルの設計図を公開して、みんなでナノブロックを楽しみましょう。
小さな作品でも全然OKです。
NDDは、使い方によってはデータ上で様々な人の作品とコラボレーションしたり、ジオラマを作成したりできます。
今後、そういった使い方に向けた仕組みも追加できればと思います。