どうも、とりおやこです。
今回のコラムは「ブロックのまとめ方」です。
ブロックを収納するとき、多くの人はケースか何かに収めると思うんですが、
ケースの中に無造作に入れておくと、結構収まりが悪かったり、
特殊パーツは同じ形でまとめておいた方が使いやすかったりするので、
ケースの中で組んでまとめておくことってあると思います。
「ない」という方もいると思いますが、そういう人は放っておきます。
というわけで、「まとめ方」の話ですけど、
まとめ方で最もオーソドックスと言えるのは、
2×8や2×4を1ポッチずらしで組んでいく方法だと思います。
1ポッチ分ずらして組むのは、使うときに外しやすくするためですが、
「外しやすさ」を考えることは、まとめ方を考える上で重要なことです。
収納だけ考えれば、ずらさない方が少ないスペースで済むわけですが、
ただでさえ面倒な「外す」という作業に、これ以上労力を割くわけにはいきませんから。
例えば「L字パーツ」ですが、これをL字の棒のように組んでいくと、
当たり前ですが、結構外しにくいです。
そういうこともあって、自分の場合、L字を手に入れた当初は、
Lを互い違いに組んでいくようにしていました。
ただ、この方法、意外と結合が強くて外すのが面倒です。
(ブロックのハマりの強さにもよりますが)
そうした理由から、新たに考え出されたまとめ方が、下の画像の組み方で、
上下から見ると、クランクのような形になる組み方です。
この組み方のポイントは、パーツの裏面の羽の向きにあって、
裏面は、1×1と1×2に分かれるように羽で仕切られていますが、
この1×2の方にポッチを差し込んで組んでいくと、
外す時も非常に外しやすいのです。
組んだときのまとまり具合としては、最初の組み方の方がいいですが、
まとめ方においては、外しやすさが重要なので、この方が良いと思います。
そして、外しやすさという上で、忘れちゃいけないのが、
「外しにくいパーツ・ナンバーワン」との呼び声も高い、2×2丸です。
2×2丸はヤバイです。
2×2丸は、つい棒状にまとめたくなりますが、
これをやってしまうと、外すときに地獄です。
(参考のためでもやりたくないので、写真はありません)
ポッチが外周上にあるため、ポッチの外と言える部分が少なく、
外すための「とっかかり」を作りにくいです。
そこでまず考えたのが、2×8のように1列ずらす方法ですが、
2×2丸の場合、差し込み部分の角が削れているため、
2ポッチだけでの差し込みでは結合が甘く、ブロックによっては外れやすいです。
そこで考えたのが、2ポッチだけでの結合が甘ければ、4ポッチにするという方法。
もちろん、4ポッチと言っても円柱にするのではなく、
下の画像のように、互い違いになるように重ねていくのです。
この方法なら、外れない程度には組むことができます。
ただ、問題点としては、上下を必ず1個にしないと4ポッチで結合しないので、
ブロック数によっては、結合の甘い箇所ができてしまいます。
(数が合わないときにはサポートが必要です)そこでさらに考えた方法が、中心の差し込みを使う方法です。
中心の差し込みは、外周のように差し込みが甘くないので、
中心を使って組んでいくと、ほどよく強い結合となります。
ただ、この方法にも微妙な問題点がありまして、
この組み方、まっすぐ組んでいくことができないんです。
2個だとよく分かりませんが、3個・4個と組んでいくと、
グニャグニャした棒が出来上がっていきます。
シンメトリーが大好きなブロック勢にとっては、
このグニャグニャ感は収まりが悪いので、すっきりしない方もいると思います。
結合だけなら非常に良いんですけどね。
とまぁそんなわけで、同じブロックでも組み方はいくつかあるので、
今回紹介した方法以外にも、自分なりの組み方を考えてみてはいかがでしょうか。