Check New Release!
2024-04-30
カワダ(Kawada) ナノブロック NARUTO-ナルト- 疾風伝 春野サクラ 160ピース 12才以上 NBCC_136
>> more new items

nanoblock AWARD 2015-16への要望

  1
nanoblock AWARD 2014-15の結果が発表されました。当課は3部門で優秀賞を受賞。特に地元・越前市ネタの『福井鉄道北府(きたご)駅』でNo Limit、Motion部門とダブル受賞できたことはこの上ない喜びです。
また、素晴らしい楽曲を提供いただいたhaya様(via.Story)には感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
当課の受賞作品の詳細につきましては、ブログ記事をご参照いただけると幸いです。
【No Limit】 福井鉄道 北府駅 (雪化粧ver)
【nanoblock+】 ロードローラーだッ!
【Motion】 福井鉄道北府駅 冬の一日
さて、過去最多となる577作品がエントリーされ、大変盛り上がった今回アワードですが、参加者・応募者の一人として「ここは改善して欲しい」「こんな部門があったらなぁ」と思う点があったのも事実です。ちょっと気が早い話かもしれませんが、鉄は熱いうちに打てとも言いますし、熱が冷めないうちに次回アワードへの要望を書き留めておきたいと思います。(長文・駄文、要注意です)
【ミドルサイズ部門について】
アワードの花形とも言えるUnder200pcsとNo Limit部門。その中間サイズの部門が欲しいという声をビルダー仲間からよく聞きます。実際、No Limitと言っても200ピースをちょっと超えるものから、グランプリの『戦艦 扶桑』や優秀賞の『名古屋 モード学園 スパイラルタワーズ』といった超弩級作品まで幅が広過ぎるように思います。巨大作品は確かにインパクトがありますので、「大きい=凄い=頑張った=入賞」という図式になるとミドルサイズの作品が不利になってしまうのではないでしょうか。現に、過去のNo Limit部門グランプリは巨大作品が続いています。
ミドルサイズということでまず思い付くのはプレートの大きさで縛る方法。1プレート(20×20)~4プレート(40×40)くらいまでが情景~リアルホビーといった感じなのかなと思います。
個人的に提案したいのは重量に上限を設ける方法。例えばUnder 500g部門(作品重量500gまで)といった感じです。これだとピース数を数える手間も省けますし、縦横・高さどの方向にも重量内で広げることが可能です。またいかに軽く作るか?という新たなテクニックが次々と生み出されていくようにも思います。
【1パッケージ組み替え部門について】
ナノブロックも特殊ブロックの種類が増えてきました。特にフラットブロックと方向変換ブロックの登場によりアワードにエントリーされる作品の雰囲気も変わってきたように思います。
それはそれでナノブロックの新たな可能性や発展系を見ることができて面白いのですが、「様々な種類のブロックを持っているヘビーユーザが有利」過ぎるとライトユーザーにはハードルの高いイベントになってしまいますし、何よりナノブロックらしさが失われていくような感じもします。
そこで最もシンプルかつ全ての参加者が平等な条件で戦える部門として『1パッケージ組み替え部門』を提案します。これまでも干支部門やDecoration部門がありましたが、ブロックちょい足しを一切認めず、純粋に1パッケージ(キット)からの組み替えを条件とする部門です。今回アワードにおいても『なんでもコントローラー』や『Brachio Mech』といった組み替えの傑作がエントリーされており、制限の中の自由でも様々な表現が可能であると証明されています。それに思わぬキットからの組み替えが提案されることで、既存商品の売上にも貢献できるかと...。
パッケージ開封済みでどんなブロックが入っていたか覚えていない場合はNBKSを活用すればOKです♪
【Motion部門について】
こちらも多くのビルダーから上がっていた声ですが、ナノゲージやチョロQといった電気的な動力を使わない動画作品やコマ撮り動画もMotion部門の対象としてはどうかと思います。『nanoペンギン工場』は制作者のhiropoさんが工場見学の動画まで作られており、これだけでも十分に見ごたえのある作品です。また、『メリーゴーランド』は手動ギミックを組み込んだ傑作で、ギミックを正当に評価するには動画が必要なのかなと思います。
Motion部門は初ということでエントリー数も伸び悩みましたが、様々な可能性を感じる部門だったと思います。今後の発展に期待しています。
【特別審査員への女性登用について】
特別審査員が男性のみ?のように思われます。アワードサイトの応募詳細の審査方法には「特別審査員とnanoblock AWARDイベントデスクによる厳正なる審査のうえ、受賞作品を決定いたします。」とあり、イベントデスクには女性も在籍しているとは思います。しかし審査に強い影響力があるであろう特別審査員の性別に著しい偏りがあるのは時代に合わないように感じます。いきなり男女同数とまでは言いませんが、特別審査員に女性を複数名登用することでアワードに新たな風が吹くのではないかと思います。
【同一部門受賞は1人1作品まで?の謎について】
ビルダー間では「アワードでは同一部門受賞は1人1作品という裏ルールがある(以下、1作品ルール)」とまことしやかに噂されています。今回アワードではその定説が覆され、nanoblock+部門においてkusuburhythmさんが2作品で優秀賞を受賞されています。同部門においてkusuburhythmさんの存在感は際立っていましたので複数受賞の資格は十分あると思いますが、エントリー数が少なかったことによる特例措置のような気もします。
一方でUnder200pcs部門において圧倒的なオーラを放っていたヤマさんは準グランプリのみの受賞でした。ソラマチ賞は特別賞ですので、複数受賞と言えるかどうかは判断に迷います。もしかすると1作品には絞り切れなかったので特別賞をということだったのかもしれません。そうなると1作品ルールは存在しているとも言えます。
審査にモヤモヤの部分があるとスッキリしませんし、もし1作品ルールが存在しているのであれば、裏ルールではなく明確に応募詳細に記載すべきではないかと思います。(その上で、どうしても絞り切れないのであれば特別賞で対応)
【審査から結果発表までの期間について】
アワードの作品エントリーは1/25、Like投票は2/1に締め切られ、2/10には審査が終了した旨の公式発表がありました。今年はエキシビジョンの時期が早まるので、結果発表も3月上旬と言われていたのですが、実際の発表は3/13でした。
事務局側もいろいろと大変だとは思いますが、審査から結果発表までの期間がもう少し短縮できないでしょうか。というよりも、エキシビジョンの日程発表(≒アワード結果発表)と開催日との間隔が短いように感じます。特に今年はエキシビジョンでの展示を前提としたアンバサダープログラムもあり、よりバタバタしている感じが否めません。
地方在住者にとって東京で開催されるエキシビジョンは行ってはみたいが、なかなか行けないというイベントです。作品が入賞したら思い切って!というビルダーもいらっしゃるでしょう。参加者も事務局側もお互いにゆとりがあり、スケジュールを立てやすくなると良いのになぁと思います。
以上、我がまま気ままな内容となっておりますが、一ビルダーの戯言としてご覧いただければ幸いです。(^^;

最後に、4/17(金)~4/23(木)東京ソラマチで開催されるnanoblock Award 2014-15エキシビションには当課作品も多数出展予定です。ナノブロック体験会や新商品の展示などなど楽しいイベントも満載とのことですので、是非会場まで足をお運びいただきますよう、お願いいたします。


(お詫び)
先月号で告知したナノゲージFUKURAM中間車両の作り方公開ですが、年度末で多忙につき延期させていただきます。m(_ _)m
気に入っていただけましたか?
  1

月刊ナノブロック内コンテンツの一切の無断転載禁止